色々なパーツから出来ている建物。温度や湿度、地震や風圧などでそれぞれが伸びたり縮んだり、たわんだりします。
その動きに対応できるように、継ぎ目には少し隙間(目地と言います)を作っているんです。
でもそのままだとそこから雨水などが侵入してしまいますよね?
その目地を「シーリング材」で埋める事で防水する方法です。
1成分形がそのままで使うのに対し、2成分形は使用する直前に硬化剤を混ぜて使います。
その硬化剤の力によって2成分形は固まりますが、1成分形は空気中の水分に反応して硬化する自然乾燥型です。
よって硬化時間も2成分形の方が速く、接着力の強さやJIS規格をクリアした商品が多い点などが、2成分形シーリング材の特徴です。
特徴:水をはじく
得意:水周り、ガラス周り
苦手:石系・上塗不可・周りを汚し易い
特徴:上から色塗り可
得意:外壁全般
苦手:ガラス周り不可
特徴:ゴミ・埃付きにくい、他のシーリング材重ね可
得意:石系・タイル・コンクリ
苦手:大きな動き注意
特徴:上に塗る物の付きが良い
得意:内外装の塗装面
苦手:温湿・紫外線
特徴:一番安価・水性
得意:濡れた下地でも施工可
苦手:塗料保護なしだと雨で流れる
ポリイソプチレン系
プチルゴム系 などもあります
◎症状に合った補修工法で水の浸入を防ぎます。